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マイクル・コナリー 真鍮の評決

待望の一冊。上下巻当然のまとめコテモタ。僕が最も好きな作家です。出版界はご存じの通り大不況の波が続いております。日本の作品なら、最近では芥川賞がすっかり石原さんによって別の意味で注目されましたが、都度ヒット作を生み出すプロモーションがあり、当然早期に文庫本化されます。海外作品となると版権の問題や売り上げ見込みが経たない等の理由により絶望的な状況です。本屋巡りの好きな僕としては、色々な本を物色しつつ、必ず儀式としてマイクル・コナリー欄をのぞくのですが、ここ一年ほど、新作はリリースされておりませんでした。
ようやくの『真鍮の評決』。過去の作品の主役級が登場するようです。まぁ売らんが為の方策という気もしますが、それでも物語のプロットや展開の早さ、登場人物たちの心模様なんかを暴きつつ、最後の大どんでん返しに期待しちゃうのです。

あ~早く読みたい。(なんせ速読派の僕が慈しむようにゆっくりと文章を追っているのですから。)

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